北海道天狗めぐり

山ブログ、"天狗"と名のつくピークや三角点をめぐる

2020.8.18【石狩市浜益】三等三角点「天狗山」(316.7m)

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これまでは登山道として整備されたルートを歩いて山頂へ至るばかりだったので、いざ「天狗」三角点を狙うと言っても行き方がよくわかりませんでした
とりあえず、スマホの「三角点」アプリで簡単に行けそうな場所を絞り込み、市町村名+点名で片っ端からGoogle検索をかけて山行記録を探しました
そこで見つけたうちの一つがここ「浜益天狗山」です


前日昼過ぎに家を出て、その日のうちに浜益黄金山をピストンしました

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2020/8/17 16:48 黄金山

メジャーな山のようですが、時間が時間だったからか貸し切り状態でした

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麓の浜益温泉で汗を流し、施設前の広い駐車場でそのまま車中泊しました

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今回のルート

お目当ての三角点「天狗山」は黄金山の西側、日本海寄りの場所に位置します

国道231号 浜益浜益~郡別間を通る峠の頂上付近から内陸側に、「民有林道 浜益実田線」の入り口があります
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この林道は国土地理院地図で一般の車道と同じ太線で示されており、きれいに舗装されています
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まだ行けるか、まだ行けるか…とチキンレース状態で進んでいたら藪への取り付きを通り過ぎてしまい、少し戻ってかなり強引な場所に車を停め入れてスタートしました

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東の空が明るくなってきて、昨日登った黄金山が見えました

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林道がきれいすぎて感動しましたが、「北海道民有林治山林道100選」なるものの存在は初めて知ったし、「林道部門」の他には何部門があるのか気になるし、これで「銀賞」なら金賞はどこにあるのかも気になります

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先駆者のピンクテープを見つけたのでここから藪凸(※注:藪に突入)します

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ツタウルシが毒々しく繁っていました

ウルシかぶれは、夏期のアウトドアにおけるリスクの中ではダニ・スズメバチらと並ぶド定番だと思いますが、それだけに被害を受けたという人が身近にいませんでした
そこで、かぶれるといっても実際のところどんな状態になるのか?以前、自分の身体で検証してみたことがあります
6月、新緑のツタウルシの葉を千切って出てきた汁を腕に塗りつけてみたのです

1週間後、こうなりました(※閲覧注意)

この後、どんどん悪化してきたため皮膚科へ行って薬を処方されましたが、水疱が爆ぜて脚や胴体にまで飛び火し、完治まで1ヶ月近くかかりました
良い教訓でした

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先駆者のピンテがピークまで続いていたので、辿らせていただきました
林道からピークまでは200mもないくらいの距離でしたが、背丈以上の強烈な藪でした
今になって思うと、真夏にコレは修行でしかなかったです

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6:31 三等三角点「天狗山」


ピンテを辿り、あっけなく三角点到着
標石の周りはきれいに刈り払われていました

等級の表記が右→左の「右横書き」になっているので古そうだと思い「点の記」を調べてみると、選点・造標は大正3年5月と書かれていました
国土地理院の観測成果においては「1974年以降観測されていない」とありました

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藪漕ぎというよりは藪”溺れ”に近いありさまです

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下山後は林道の途中にあった伐採地に立ち寄ってみました

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ビロードモウズイカの花

ヨーロッパ原産の帰化植物です
全体的に大柄でビロード状の毛に覆われている不気味な奴です
モウズイカというとイカの一種みたいに聞こえますが、漢字にすると「毛蕊花」で「毛蕊」をGoogle検索してみると中国語の植物名が出てきます
ビロード質で且つ「毛蕊」に類する花ということでしょうかね

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オトギリソウの仲間

名前の響きがオダギリジョーと似ていますが、漢字で書くと「弟切草」です
鷹匠兄弟の弟がこの草を原料にした秘伝薬の秘密を他人にバラしたところ、激怒した兄に切り殺された、という平安時代の伝説が由来だそうで、実際に「鷹の傷薬」という別名もあるようです