2021.1.3【函館市大船】三等三角点「天狗山」(404.8m)
【あらすじ】
2020年末日から2021年1月5日までの正月休みで、釧路~松前までの太平洋沿岸ドライブ・兼「天狗」名三角点巡りを企てました
大沼駒ケ岳
鹿部町~恵山岬に行く間にある「大船遺跡」から少し南に行ったところに、大船温泉へ分岐する道があります
温泉宿「ホテル函館ひろめ荘」より少し奥で、冬期通行止めのゲートが閉じられていました
これは好都合とゲート前に駐車させていただき、スタートです
余談ですが、神奈川県鎌倉市には”大船(おおふな)”という地名があります
JR大船駅のすぐ近くに”大船観音(おおふなかんのん)”という高さ約25mの観音様の胸像があるのですが、それが丘の上からニョッキリ顔を出して町を見守っているさまがJRの車窓や駅のホームから大変目立つのです
まあ観音像の話は完全に余談なんですが、
ここ函館市の大船は同じ字で「おおふね」と読むようです
冬期通行止め中の道をテクテク歩き、適当な辺りから斜面に突入します
途中で見つけた作業道跡を利用して高度を上げていきます
足元は低い笹原で歩きやすいです
鹿道が続いています
適当な(良い感じな)ところを歩こうとすると、だいたい鹿道にぶつかります
人間が歩きやすいところは鹿も歩きやすいんですね
尾根に上がると、所々岩場が露出しているのが目立ち始めます
ピーク付近は地形図通りの”のっぺり感”で、雪もそれなりに積もっていたため三角点の柱石を探すのはなかなか骨の折れる作業でした
図上の枝に目印らしきものが付いてたり、「大切にしよう三角点」のような朽ちた木柱が足元に倒れていたりと、三角点の気配はあるもの本体がなかなか見つからず、手や木の枝で雪を掘って探しました
9:15 三等三角点「天狗山」
ここから約300m南西側にある無名ピークへも脚を伸ばしてみることにしました
地形図上では名前も標高の記載もありませんが、三角点目指して登るとき東側に見えたピラミダルで鋭いピークは恐らくこれだったと思うのです
全体的に岩でゴツゴツしていて南側の斜面が崖になっており、人を寄せ付けない感じが「天狗」地名の及第点に達しているような気がします
私はこのピークを「大船天狗岳」と名付けてみました(勝手に)